テレビを見て「どうせ台本でしょ」って言う人が嫌いなんだけど「これは流石に台本だな~」って笑っちゃった話

バラエティ番組を観ていて「どうせ台本でしょ」と言う人が嫌いだ。台本だろうとなんだろうと面白ければ良いのだから、わざわざ水を差して面白さを半減させる様な事を言う必要があるのか。緻密な台本によって作り上げられた番組が面白いのだとしたらそれはそれで素晴らしいではないか。寧ろプロの力と意地を感じて感動すらするし、誰も損はしない。「物事の本質をわかってる俺」アピールなのかなんなのか分からないけど、害しか生まないし鬱陶しくて仕方ない。

 

大体電波少年的なハプニングが沢山起きた方が都合の良い企画以外で細かく台本通りに進めるメリットはあまりない様に思える。不自然に台本通り進行していくより熟練のタレントに任せた方が面白くなる可能性が高いからだ。

実際知り合いの放送作家にあるバラエティ番組の台本を見せたもらった事があるのだが、台本と放送されている番組を比べるとコーナーの進行(アメトーーク!における「次は◯◯あるある~!」とか)や決まったセリフ(僕達は◯◯芸人です!とか)以外、台本はほぼ無視されていた。一時間の番組でも数時間収録する事もあるだろうし、従わない方が面白いのだから当然と言えば当然だ。

 

しかし僕にも以前テレビを観ていて「おい!!台本だろこれ!!」と思わず言ってしまった事が一度だけある。ある日、夕食を食べながら何気なくテレビをつけると、芸人数人と北斗晶が六畳ほどのスペースにカウンターのみを設置した飲食店で蟹を食べるロケが流れだした。狭い店内でギュウギュウに詰めになって蟹を食べるタレント達は「美味しい~、こんなまさに隠れ家的なお店あるんですね~!いやそれにしても店内狭いな~!」などと軽い冗談を交わしながら蟹の美味しさを言葉巧みに褒め称えている。しかしいくら頑張ったところで味が正確に伝わる事などないのだから視聴者としては寧ろ虚しい。そんな事より気になるのは値段だ。その期待に応えるかの様に一人の芸人が店主に蟹の値段を尋ねた。

 

芸人「この蟹いくらなんですか?」 

店主『一杯1500円です』

北斗晶「えー!この種類の蟹は季節にもよるけど、北海道で地元の漁師が競り落とした時点の値段でも3000円から5000円ぐらいするのにー!」

 

おい!!!!!!!!!!!完全に言わせただろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんで急に北斗晶が「蟹の相場に詳しすぎるやつ」になるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

めちゃくちゃ笑っちゃった